Rustの始め方

Rustには、Cargoというパッケージマネージャーが存在し、それらを利用して開発を行います。

セットアップ

新しいプロジェクトを作りましょう。

cargo コマンドに、新規作成のnewとプロジェクト名、バイナリを作成するので --binフラグを渡します。

$ cargo new hello_world --bin
        Created binary (application) `hello_world` project
$ cd hello_world

Cargo.tomlが作成されています。

[package]
name = "hello_world"
version = "0.1.0"
authors = ["Your Name "]

[dependencies]

プログラム

cargo コマンドは、デフォルトで ‘Hello, world!’ を表示する src/main.rsも作成します。

fn main() {
    println!("Hello, world!");
}

実行

コンパイルし、実行してみます。

$ cargo build
$ cargo run
Hello, world!

target/debugに実行ファイルを作成します。

リリースビルド

cargo で、ただビルドするだけでは最適化を行いません。最終的なリリース版をビルドするには--releaseフラグを渡します。

$ cargo build --release

target/releaseに実行ファイルを作成します。

クリーンアップ

cargo で、ビルドしたターゲットをクリアします。

$ cargo clean

target/debugの内容をクリアします。